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posted on 5.29.2015

【第28話】連敗街道




2013年6月28日、広島・孫堅に完膚なきまでに叩きのめされた阪神タイガース。ここまで4連敗と連敗街道を抜けられません。



2013年6月29日 ●阪神 1ー11 広島○

2013年6月30日 ●阪神 2-5  広島○




そして6連敗したその試合後…






好調・新井さんをケガで欠きます。

そうです、選手の流動を促すために「ケガ選手は二軍へ」の設定のままだったのです。

そしてこんなオーダーに…






・・・関本を5番・ファースト!?




関羽「拙者、一塁手も練習しておけばよかった…」





劉備「言うな、関羽よ。新井さんはすぐに戻ってくる。それまではチーム一丸となってこの連敗を止めるのだ。」




張飛「関本さんが悪ぃとは言わねぇがよ、どうせならもっと打線をいじったほうがいいんじゃねぇの?」




曹操「タイガースの監督は相当無能と見えるな。どれ、余ならば…」





劉備「曹操!勝手なことをするな!見ておれ、次の巨人戦で連敗ストップしてくれるわ!」




曹操「余はこのカード投げんのだがな。代わりに余と同じ18番・杉内がお相手しよう。せいぜい頑張るがよい。」






杉内「お、俺、18番だったんだっけ…」



というわけで2013年7月2日、新井さんを欠いた手負いの阪神タイガース、巨人との伝統の一戦です。

先発は阪神・スタンリッジと巨人・杉内。巨人のスタメンはご覧のとおりです。






・・・4番・キャッチャー・實松ってwww




張飛「なんだよ。阿部がケガで落ちたところにそのまま代わりのキャッチャー突っ込んだだけじゃねぇかよ。曹操もうちの監督と一緒で無能だな。」




劉備「コラッ張飛!曹操にかこつけてサラッとうちの監督批判をするんじゃない!」





曹操「…あれはHARA監督の案だ。しかし!4番が誰であれ、我が軍は5番打者が試合を決める!」




夏候惇「はっ。この夏候惇、5番に据えていただいた殿のご期待に必ずやお応えいたします。」



そして今、プレイボールです。阪神先発のスタンリッジ。どんな立ち上がりを見せるのか。

対する巨人の1番・曹洪。ここ3試合で.417と当たっています。








曹洪「へへっ。相手が劉備じゃないのが不足だけど、今日も暴れるぞ~。」






しかし見逃し三振! 曹洪手が出ません!!





曹仁「しっかりしろ曹仁。どうせなら腰の砕けた空振りシーンでも見せて目立ってみろ!そんなんじゃ今後の出番はないぞ!」



スタンリッジ、巨人打線を三者凡退に抑えます。

一方、巨人先発の杉内。1回裏二死2塁で4番・張飛を迎えます。







張飛「最近オレ、ホームラン打ってねぇなー。バレとまだ倍以上差がありやがるぜ。」






しかし張飛はショートゴロ!阪神、先制とはなりませんでした。




劉備「張飛!しっかり走らんか!新井さんのように魂込めて走るんだ!!」




張飛「まぁオレがスカッとホームラン打てば連敗も止まるだろ?この次この次。」




関羽「いかん。連敗の暗い雰囲気で張飛の集中力が切れている。プレーが雑になっているぞ。」



2回表、巨人の攻撃は4番・實松からです。






實松「オレ、こんな数字で第○○代4番とか言っていいのかな…」






その實松、レフト前ヒット! 4番の重圧を見事はねのけました!






實松「あーもう、緊張するなぁ。やっぱ8番くらいが落ち着くよ。」



その後一死1・2塁とチャンスは広がり、バッターは7番・曹仁。先ほどは曹洪の見逃し三振を野次っておりましたが、当人はどうなんでしょうか?







曹仁「オレは曹洪とは違うぜ!!」







見逃し三振!!!




曹仁「ちょっ!審判!高くね?今の高くね?」







おっと曹仁。判定に不服のようです。まだベンチに戻りません。





さすが目立つためになりふり構わぬ様は定評があります。あっさり引き下がる曹洪とは違います。





曹仁、ようやく引き上げるようです。バットを投げて持ち替える悔しがりのポーズ、練習したのでしょうか、サマになっています。




曹仁「見たか曹洪!このしつこさ、次からは相手も警戒するわい!」





曹洪「ボクやだよ、そんなカッコ悪いの…」





曹操「まぁ得点圏打率.148のヤツに次があるかは分からんがな。」





曹仁「げえっ」




2回の表、巨人の攻撃は無得点に終わりました







張飛「さー、とっとと連敗止めて、帰ろーぜ。」




2回裏はあべこべに杉内が魅せます。一死から鳥谷。




続く大和と連続三振!






曹仁「見ろ曹洪!あれが腰砕け三振だ!!」





曹洪「もう曹仁さんの言うことは聞かないよ、ボク」







杉内「オレ、ここで頑張っとかないとこの先18番を見せられなくなるかもしれないから必死で頑張るぜ。」




立ち上がりのピンチを凌いだ両投手。この後投手戦になるのでしょうか。

そして阪神の連敗街道からの脱出はなるのでしょうか。次回へ続きます。




劉備「私の登板ではないのにまた続くのか。さすがは伝統の一戦と呼ばれるだけはある。」




・・・曹仁のくだりが長かっただけなんだよなぁw

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