2013年6月28日、広島・孫堅に完膚なきまでに叩きのめされた阪神タイガース。ここまで4連敗と連敗街道を抜けられません。
2013年6月29日 ●阪神 1ー11 広島○
2013年6月30日 ●阪神 2-5 広島○
そして6連敗したその試合後…
好調・新井さんをケガで欠きます。
そうです、選手の流動を促すために「ケガ選手は二軍へ」の設定のままだったのです。
そしてこんなオーダーに…
・・・関本を5番・ファースト!?
関羽「拙者、一塁手も練習しておけばよかった…」
劉備「言うな、関羽よ。新井さんはすぐに戻ってくる。それまではチーム一丸となってこの連敗を止めるのだ。」
張飛「関本さんが悪ぃとは言わねぇがよ、どうせならもっと打線をいじったほうがいいんじゃねぇの?」
曹操「タイガースの監督は相当無能と見えるな。どれ、余ならば…」
劉備「曹操!勝手なことをするな!見ておれ、次の巨人戦で連敗ストップしてくれるわ!」
曹操「余はこのカード投げんのだがな。代わりに余と同じ18番・杉内がお相手しよう。せいぜい頑張るがよい。」
杉内「お、俺、18番だったんだっけ…」
というわけで2013年7月2日、新井さんを欠いた手負いの阪神タイガース、巨人との伝統の一戦です。
先発は阪神・スタンリッジと巨人・杉内。巨人のスタメンはご覧のとおりです。
・・・4番・キャッチャー・實松ってwww
張飛「なんだよ。阿部がケガで落ちたところにそのまま代わりのキャッチャー突っ込んだだけじゃねぇかよ。曹操もうちの監督と一緒で無能だな。」
劉備「コラッ張飛!曹操にかこつけてサラッとうちの監督批判をするんじゃない!」
曹操「…あれはHARA監督の案だ。しかし!4番が誰であれ、我が軍は5番打者が試合を決める!」
夏候惇「はっ。この夏候惇、5番に据えていただいた殿のご期待に必ずやお応えいたします。」
そして今、プレイボールです。阪神先発のスタンリッジ。どんな立ち上がりを見せるのか。
対する巨人の1番・曹洪。ここ3試合で.417と当たっています。
曹洪「へへっ。相手が劉備じゃないのが不足だけど、今日も暴れるぞ~。」
しかし見逃し三振! 曹洪手が出ません!!
曹仁「しっかりしろ曹仁。どうせなら腰の砕けた空振りシーンでも見せて目立ってみろ!そんなんじゃ今後の出番はないぞ!」
スタンリッジ、巨人打線を三者凡退に抑えます。
一方、巨人先発の杉内。1回裏二死2塁で4番・張飛を迎えます。
張飛「最近オレ、ホームラン打ってねぇなー。バレとまだ倍以上差がありやがるぜ。」
しかし張飛はショートゴロ!阪神、先制とはなりませんでした。
劉備「張飛!しっかり走らんか!新井さんのように魂込めて走るんだ!!」
張飛「まぁオレがスカッとホームラン打てば連敗も止まるだろ?この次この次。」
関羽「いかん。連敗の暗い雰囲気で張飛の集中力が切れている。プレーが雑になっているぞ。」
2回表、巨人の攻撃は4番・實松からです。
實松「オレ、こんな数字で第○○代4番とか言っていいのかな…」
その實松、レフト前ヒット! 4番の重圧を見事はねのけました!
實松「あーもう、緊張するなぁ。やっぱ8番くらいが落ち着くよ。」
その後一死1・2塁とチャンスは広がり、バッターは7番・曹仁。先ほどは曹洪の見逃し三振を野次っておりましたが、当人はどうなんでしょうか?
曹仁「オレは曹洪とは違うぜ!!」
見逃し三振!!!
曹仁「ちょっ!審判!高くね?今の高くね?」
おっと曹仁。判定に不服のようです。まだベンチに戻りません。
さすが目立つためになりふり構わぬ様は定評があります。あっさり引き下がる曹洪とは違います。
曹仁、ようやく引き上げるようです。バットを投げて持ち替える悔しがりのポーズ、練習したのでしょうか、サマになっています。
曹仁「見たか曹洪!このしつこさ、次からは相手も警戒するわい!」
曹洪「ボクやだよ、そんなカッコ悪いの…」
曹操「まぁ得点圏打率.148のヤツに次があるかは分からんがな。」
曹仁「げえっ」
2回の表、巨人の攻撃は無得点に終わりました。
張飛「さー、とっとと連敗止めて、帰ろーぜ。」
2回裏はあべこべに杉内が魅せます。一死から鳥谷。
続く大和と連続三振!
曹仁「見ろ曹洪!あれが腰砕け三振だ!!」
曹洪「もう曹仁さんの言うことは聞かないよ、ボク」
杉内「オレ、ここで頑張っとかないとこの先18番を見せられなくなるかもしれないから必死で頑張るぜ。」
立ち上がりのピンチを凌いだ両投手。この後投手戦になるのでしょうか。
そして阪神の連敗街道からの脱出はなるのでしょうか。次回へ続きます。
劉備「私の登板ではないのにまた続くのか。さすがは伝統の一戦と呼ばれるだけはある。」
・・・曹仁のくだりが長かっただけなんだよなぁw