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posted on 5.16.2015

【第22話】リーグ戦再開!四顧の礼!?




2013年6月21日、交流戦も終了し、リーグ戦の再開です。阪神タイガースは横浜DeNAベイスターズとの一戦、市民球場からお送りします。






・・・相模原球場かな?




(参考:相模原球場)



先発ピッチャーは劉備玄徳、前回ノックアウト後、首脳陣の事情聴取を経て背水の四度目のマウンドに上がります。







・・・交流戦の最後は連敗で終わったんだね。5連敗って…監督も事情聴取待ったなしだねw



ちなみに劉備玄徳、ここまでのマウンドすべてビジターでの登板です。果たして甲子園のマウンドで縦縞姿が見られるまで一軍に踏みとどまれるか。




劉備「…雨…なんだよなぁ。雨降ると関節痛くってさ…」





関羽「兄貴!弱気になりなさるな!これまでの登板を文字通り水に流して、ここを兄貴の開幕と思って投げてくだされ。」



鳥谷「玄徳が投げる試合、前回は打てなかったが今日は打てる気がするぞ。」



西岡「せやせや。玄徳が投げるとオレら打てるって話やで。」



新井兄「そうそう。打撃成績を上げるチャンスやで。」



・・・劉備を援護するって発想ではなくなってるんですがそれはw



初回、先頭のその西岡、いきなりのヒットで出塁します。

続く2番狩野も送らずにヒッティングです。玄徳効果がチーム内に浸透しきっています。結果、見事ツーベースで得点のチャンスです!


3番マートンはサードライナーに倒れて、4番・張飛翼徳。




張飛「今日はオレ、なんか打てる気がする。」







打った~! 

張飛、技ありのセンター前タイムリーヒット!阪神先制です!!







張飛「これは田中将大の投げる楽天戦で大兄貴に投げてもらわねば…」






1点を加え2-0。続く6番・鳥谷です。ここのところ調子を上げています。






鳥谷ツーランホームラーン!!序盤から阪神猛攻です!!



鳥谷「やっぱり玄徳効果は確実だな。」



そして1回裏、劉備玄徳四度目のマウンドに上がります。三度でも掴めなかった初勝利。故事成語を自ら塗り替えるのか?




劉備「『三顧の礼』って私が言ったわけではないんだがね。ま、勝つまで投げればいいじゃん(いいじゃん)」






DeNAの攻撃は1番・石川がいきなりのヒットで出塁。しかしこれはいつものことなので阪神ナイン、動じません。

二死2塁となって相手4番・ブランコを迎えます。現在首位打者です。





・・・ヒェ…





行った~!!!

雨を切り裂くブランコの一撃です!






4-2! ベイスターズ追い上げます。またしても玄徳劇場の幕が開いてしまううのか!?

?しかし、阪神ナイン、落ち着いています。



西岡「いつものことやろ。」



新井兄「せやせや。オレらが打つフラグやで。」



劉備玄徳、2回裏はDeNA打線を三者凡退に抑えています。

試合は3回表阪神が1点を追加。5-2と阪神リードです。




劉備「初回は一発を浴びたが今日はなかなか調子がいいかもな。3点リードもあるし、少しは打線にも楽をさせないと。」



それでは調子上向き劉備の3回裏のピッチングを見てみましょう。





先頭の高崎を三振!




トップに返って1番・石川をライトフライ。

しかし2番・山崎に三塁線を破られるヒットを許します。そして3番・モーガン。






これまた行った~!!

モーガンの2ランで1点差!取ったら取られる、これが劉備玄徳の真骨頂!



??しかし、阪神ナインに動揺はありません!?




張飛「追いつかれちゃってもオレがホームラン打つ流れだよな?」





劉備「張飛まで…私が打たれることでみんながノリノリになっているとは…」




関羽「それこそが信頼されている証でござる。見てください。チームがひとつになっております。」



西岡「ウェーイ!次の回オレに打順が回ってくるぜ!!」



・・・勝ち負けにはこだわってないんですかねw



そして4回表、一死後劉備が四球で歩き、打順を待ちわびていた西岡です。



西岡「地方球場だしな。鳥谷さんも打ったしオレだって空中戦に参加だぜ!」



・・・ホントにこういう調子の乗り方しそうだな、西岡w





・・・!?まさか!?




西岡、2ランホームラーン!!

取られたら取り返す、もはや阪神ナインに疑いはありません!!





西岡「サンキュー!玄徳」





劉備「こちらこそかたじけない。この3点のリードは絶対に…」



・・・いつも思うんだけど、新人選手でもベテランに馴れ馴れしいってどうなのよw






ホームラーン!!!

5回裏、勝ち投手の権利のかかったイニングでまたも劉備、被弾です!

DeNA山崎のホームランで7-5!2点差に詰め寄ります。

さらにモーガンヒットで4番のブランコ!




抜けた~!センター前ヒッート!

俊足モーガンは三塁へ!





しかし三塁タッチアウト!

大和の好返球で劉備が勝ち投手の権利を得ました!




張飛「タッチしてアウトにしたの、オレだよ、オレ!」




劉備「ふう。何とか初勝利の権利を得られたぞ(デジャヴ)」




・・・これは捕まる流れやねwww




しかし6回表、思いもよらぬ展開が!







審判「雨が強くなってきましたので試合を一旦中断します。」




劉備「よしっ!もう止めよう。お客さんも濡れちゃってかわいそうだし。勝ち投手の権利も何とか得たし。」



スパイス監督「5回5失点じゃいつも通りだね(ニッコリ」




関羽「まだ私の出番が… 私だって打てそうな気がするから打ちたいぞ!」



このままコールドで劉備の初勝利が為るのか?果たして関羽の出番は来ないまま終わるのか?今回も波乱たっぷりの玄徳劇場、結末はいかに!



・・・次回に続くのね… ま、これもいつも通りだね(ニッコリ

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