目次

posted on 5.19.2015

【第26話】覇業への挑戦権~劉虎相搏つ


試合の最初からご覧になりたい方はこちらからどうぞ



2013年6月28日、阪神x広島の一戦は劉虎の争いとなっております。

1回表、広島は韓当の2ランで先制。その裏、江東の虎・孫堅文台が阪神打線に立ちふさがります。



・・・ふつう『竜虎』だよね?けどそれじゃドラゴンズxタイガースになっちゃうね?劉備の劉と、虎は孫堅でタイガースxカープ?ああ!もう訳わからん!



いいんです。これがプロスピ三国志ですから。

そして孫堅、飛ばします!1番・西岡、2番・狩野を連続三振!!








孫堅「だから言ったであろう。今日は本気(マジ)で勝ちに行かせてもらうと!」






・・・ちょっwww孫堅がカッコいいwww



さらに2回の孫堅。4番・張飛、5番・新井も連続三振に切って落とします。









張飛「クッ。こいつ口だけじゃねぇぞ。フルカウントまで持ち込んでも最後はストレートで決めやがった。」




孫堅「自慢のストレートとはいえ、ここは張飛。簡単に勝負に行くと持っていかれることもあろう。0-2から3球、的を散らさせてもらったよ。」




曹操「ふむ。他の打者には三球勝負など早めに勝負を仕掛けている。強打者を見抜く目、そして相手との駆け引き、さすがに江東の虎といったところか。」




孫堅「だろー?オレも地元じゃ負け知らずで通ってっかんな。」





黄蓋「地元じゃ海賊にハッタリかまして勝ったとか…」





程普「それも殿の相手の力量を読み取る力よ。最小の力で最大の威力を発揮するからこそ、相手を圧倒するのだ。」




孫堅「だろだろー?もっとホメてくれよー。3回までパーフェクトだぜぇ?」





劉備「ムッ。私の打撃は眼中ないのか?まだ二死だぞ!」







孫堅「フン。貴様など三振に取るまでもない。ホレ、打つがよい!」







劉備「クソッ。サードゴロ…」





孫堅「ホイ、チェンジっと…」







孫堅「なにぃ~!!!」



劉備、内野安打です!この試合、孫堅からの初ヒットは劉備玄徳の足から生まれました!




劉備「見たか!これが前の試合で新井さんから教わったツラゲ崩しだ!!」



新井「玄徳よ。この場面はゲッツーでもなければ辛くもないぞ。むしろ三球三振に倒れたオレのほうが辛いです…」



しかし孫堅その後の西岡を一ゴロに抑え、3回無失点で上々の立ち上がりです。



一方の劉備、初回の2失点以降、ランナーは出すものの、粘りのピッチングで追加点を許しません。


2回表、程普のヒットを孫堅が送って二死2塁も、赤松を一邪飛。

3回表は先ほどホームランの韓当を二ゴロ、丸を三振に仕留めます。






二死から廣瀬、梵に連続ヒット1・3塁のピンチを招くも栗原を三振。今日の劉備、簡単には失点しません。成長が感じられます。







張飛「もしかしてだけどよ、オレ達が点を取らないと大兄貴は失点しないのか?」




関羽「むむむ。あべこべに考えればこれまでも兄貴が失点した後に我らが点を取るというケースが多いかもしれん。」





劉備「そっそんなことないぞ!私はいつだって一生懸命投げている!」





曹操「打ち合いであれ投手戦であれ、それなりに試合を作っている。本人も自覚はないが、いつも試合の中心に劉備がいる。勝ち方を覚えたら手が付けられなくなるかもしれんな。」



曹操さんは劉備を評価されているようですね。ではこの試合も劇的な展開が待っていると?




曹操「いや、孫堅の出来もいい。チャンスはおそらく一度か二度であろう。それを逃せば一方的に呑まれるぞ。」








そのチャンスがやってきたのは4回裏、先頭の狩野三振で一死後、マートン・張飛・新井のクリーンナップが三連打で一死満塁。このチャンスにもはや玄徳信者と言っても過言ではない鳥谷です。






鳥谷「ここは玄徳効果で…玄徳が投げれば得点圏打率は関係ない…打てる…打てる…オレは打てる…」



・・・だから実力で打ってくださいってwww






見逃し三振!!!三球三振です!

鳥谷、孫堅に対して手も足も出ませんでした!




孫堅「2球目の外角低めのシュートで引っかけさせようかと思ったんだがな。打つ気がなかったようなので同じコースのストレートで決めさせてもらった。」





曹操「この試合、ここで決まったな。…しかし孫堅、やりおるわ。この曹操の血を熱くさせる。次は余が直々に倒してくれようぞ。」





劉備「まだだ!まだ終わらんよ。…あ、大和どの、サードライナー…」




チャンスを潰した阪神ですがまだ2点差。劉備、次のチャンスまで粘れるか。







5回表、ランナーは出しますが梵を見逃し三振!劉備、5回2失点のキャリアハイを達成です。



スパイス監督「今日は打線にスパイスが足らんな… 関羽!スタンばっておけよ!」




関羽「はっ。このまま孫堅に屈するわけには参りませぬ。」




しかし5回裏の阪神の攻撃は三者凡退。関羽の出番はここではありませんでした。








6回表、広島は無死1塁で7番・程普。打率は3割を超えています。





孫堅「さて、そろそろ追加点が欲しいな。のぅ程普。」





程普「御意に。ここで玄徳には降板願おうか。」






しかしここはサードゴロゲッツー!一瞬にしてツーアウトです!!




孫堅「お前が交代するか?仕方がない、吾輩自ら引導を渡そう。」




石原「ヤベェ。オレで攻撃が終わっちゃったらあの人怒り狂うな…」



二死となりましたが必死の形相の石原、ヒットでつないでバッターは孫堅。







劉備「クッ、孫堅。打席でもこの迫力…」





孫堅「貴様もここまでよく頑張った。しかし役者が違うのだよ!中原の覇者となるのはこの孫堅だ!」







劉備「ぐわっ!」




劉備渾身のストレートを捉えた孫堅の打球の行方は!?

次回、劉虎の戦いが決着!!

Powered by Blogger.