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posted on 5.13.2015

【第21話】この国のエース




2013年6月15日、Kスタ宮城からお送りするのは交流戦最後のカード、楽天x阪神3回戦です。








先発ピッチャーは楽天・田中と阪神・藤浪。3連敗中の阪神、ルーキー・藤浪、悪い流れを止められるか?








劉備「私もルーキーなのだが…」




藤浪「でも劉備玄徳が真の力を発揮するのは荊州を獲ってからですよ。それまでは県尉とか県令とか客将とか不遇の日々を過ごしたじゃないですか。一八四年なんてまだまだ駆け出しですよ。」





関羽「藤浪くん、我が国の歴史もよく知っておるな。さすが『あの』大阪桐蔭高校でも成績優秀で通っていただけはある。」



西岡「『あの』って何だ?」



岩田「『あの』ってどういう意味だ?」



中村「俺達が野球バカだってことか?」



平田「『俺達』ってのは先輩のチームの中継ぎ?」



中田「オレがバカってことか?」



森「オレが運転免許の筆記試験も通らないバカだと?」



藤浪「いや、森はまだ在学中だろ?」



辻内「俺はそんなにバカじゃなかったぞ。」



・・・浅村がいない!やり直しwww



えー、大阪桐蔭出身のみなさん、ありがとうございました。他にも誰がいないとか言い出さないうちに試合に進みましょう。





試合は1回表、藤浪いきなりのピンチを背負います。

無死1・3塁でバッターは3番・銀次。






あーっと張飛、はじいた!!!







エラーが付きました!張飛のタイムリーエラーで楽天先制!!




張飛「今のがエラーかよ… ちょっと前で守ってたけどよ、打球が強かったぜ?」




それではその言い分、動画で確認してみましょう。





・・・これは…エラーだね。最低でも体の前で止めないと。




夏候惇「そうそう」





夏侯淵「そうそう」








張飛「チッ」




試合はこの後、AJのホームラン、松井稼頭央のタイムリーなどで追加点を上げた楽天が15安打7得点と阪神を圧倒しました。

投げてはエース・田中将大が本調子とは言えない出来でしたが元気のない阪神打線にも助けられ、被安打7・1失点・7奪三振の完投で今季7勝目を挙げました。

本日の試合、7-1で楽天イーグルス・快勝です!

それでは、楽天の、そして日本のエース、田中将大の奪三振ショーです。






・・・三振じゃない映像が混じってるんですけどwww




劉備「二打席連続ゲッツーに空振り三振、エラーもしたのか…」





張飛「まっまあ、そんな日もあらなぁ!」




藤浪「張飛さん、酒にでも呑まれてたんですか? 呂布に下邳(かひ)の城を奪われたときみたいに。」




関羽「藤浪くん。その歴史、我々はまだ経験していないのだが…」




田中「日本のエースとか持ち上げといてこっちには一切触れないのか…もう海を渡っちゃおうかな…」




曹操「待てあわてるな!この国にはまだこの曹操がいる!罠はないぞ!」



田中「えーっ?ダルさんも行っちゃったしなぁ。海の向こうで新たな環境で投げたいなぁ。ポスティングシステムも新制度がまとまるような気がするし。」




孫堅「まだ若いがコイツはデカくなるぜ。分かる。オレのソウルフレンド黒田と同じチームで活躍する気がするぜ。そして2年もすりゃ貫禄もつくんじゃあないかな?







劉備「この髭は…やはり我々と同じ歴史に名を残す武将に違いない!」




田中「けど、やっぱり24連勝してチームも日本一になってから行きたいな。今年はもう負けちゃってるからこの世界にはたぶん来年以降もいるよ。」




曹仁「そんなゲームみたいな成績、ゼッタイムリだぞ。」




・・・実現しちゃったのが現実のその人なんですがそれはwww

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