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posted on 5.07.2015

【第16話】玄徳劇場(前篇)




2013年5月31日セ・パ交流戦 オリックスバファローズx阪神タイガースの3回戦、京セラドーム大阪よりお送りいたします。

先発ピッチャーはオリックス・井川と阪神・劉備です。



この1週間の阪神タイガースは1勝3敗と波に乗れません。果たして劉備玄徳、チームにいい流れを持って来られるのか、そして自身の初勝利はなるのか、注目です。



・・・前回は7失点したのに負けがつかずにチームも延長で勝ったんだよね。そして囲み取材(笑)での『持っている』発言ww



1回表の阪神の攻撃、二死3塁といきなりのチャンスにバッターは4番張飛。







張飛「大兄貴の初勝利のために、幸先よく先制と行くぜ!」






しかし、サードゴロでチャンスをつぶします!




関羽「次の打席は俺なのに… 焦るな、張飛!自分で決めようとするんじゃない!」




劉備「心配いらん。この玄徳、前回の教訓を胸にリズムのよいピッチングを見せてくれよう。」








その劉備の立ち上がり。二死1塁で相手主砲・李大浩を迎えます。






・・・あっ(察し)






李大浩のタイムリーでオリックス、先制です!




劉備「むむむ。先制を許してしまった。しかしまだ始まったばかり。我慢強く投げることで打線の援護を待つのだ。」




張飛「さすが大兄貴。防御率が8.22もあるから序盤の1点なんか気にならないぜ。」




関羽「張飛よ。それは褒めていることになるのか?」



初回はなんとか1点で抑え、打線の奮起を待ちます。

2回の表阪神の攻撃は関羽から。が、あっさり凡退してこの回無得点。




関羽「むむむ。とりあえずソロホームランで同点と思ったのだが…」





劉備「気にするな。1点で抑え続けていればいずれチャンスは来る。」




2回裏、劉備のピッチングです。二死までこぎつけましたがランナー3塁。またもやピンチです。さぁ粘れるか。






・・・あっ(察し)







平野恵一のタイムリーツーベースでバファローズ追加点!!




張飛「さ、さすが大兄貴。防御率とかもはや気にしておらんな。」





関羽「次の打席はツーランを狙わねば…」




3回表、阪神下位打線からチャンスを作るも無得点です。







孫堅「お前じゃない!ワシはベルたそを見たいんじゃ~」




…気を取り直して3回裏のマウンドに劉備が向かいます。






・・・あっ(察しwww)








オリジナル外国人・ミークのソロホームラーン!!

3-0!!リードを3点に広げられます!





劉備「大丈夫。バックを信じて…」





張飛「大兄貴。殴っていいか?」




前回登板同様、序盤から失点の劉備、チームメイトに喝を入れられているようです。

そして張飛のファインプレーでこの回何とか終了です。






その甲斐あってか次のイニング、4回裏はこの試合初の三者凡退に抑えた劉備。しかし依然3-0で3点のビハインドは続きます。







劉備「ふぅ。なんとか三者凡退で終わったぞ。よし!ここで踏みとどまって玄徳劇場の開幕だ!!」



・・・他力本願だなぁ。けど張飛・関羽も不発だし、ここまで井川に2安打でしょ?投手の打席がないとはいえ、そろそろ交代も…



5回表、阪神の攻撃です。







藤井のタイムリーで阪神1点を返します!



・・・マジ?



阪神、なおもチャンスが続きます。







同~点~!! 西岡のタイムリーツーベースでなんと同点に追いつきました!



・・・マジで?







そして新井さんのタイムリーでついに逆転!!!







さらに4番張飛のタイムリーツーベース! 阪神怒涛の攻撃です!



・・・マジじゃねーか!




劉備が投げれば張飛が打つ! 玄徳劇場の始まりです!!

続くバッターは関羽。果たして玄徳劇場はどこまで展開するのでしょうか!?






・・・あっ(得点圏打率.167…)





関羽、意地のライト前ヒット! 1・3塁とチャンスは続きます。



・・・ここで一発とかじゃないんだwww まぁこれも玄徳劇場の一環かなw




関羽「ここで試合を決められなかったのが後々響かねばよいが…」





劉備「安心しろ!関羽。玄徳劇場はすでに始まっている! ここからの玄徳はひと味違うぞ!!」






続くマートンが倒れ、この回の攻撃はここまで。

それでは、この回打者一巡の猛攻、映像で振り返りましょう。






そして劉備玄徳、この回を抑えれば勝ち投手の権利を得るところまで来ました!!






スパイス監督「うむ。この劉備玄徳という男、本当に持っているのかもしれん。打線がこれほど活気づくとは。」











…ここで残念ながらいろいろな都合により、この後の玄徳劇場は後篇にてお伝えします。劉備玄徳が、初勝利の期待が高まる5回のマウンドへ上がります!






・・・フラグが立ちまくりやな、この試合w スッキリ勝つのかお約束の大乱戦か、後篇に期待やね。

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