2013年6月28日、ついに三国志武将同士の直接対決が実現します。
甲子園球場での阪神x広島の一戦、先発ピッチャーは阪神・劉備玄徳と広島・孫堅文台。ともに一八四年の中国から来た(とか言っている頭のおかしな)二人です。
孫堅「ふはははは!黄巾党の本拠地へやってきたぜ。吾輩の赤頭巾を見たら震え上がるほど叩きのめしてやる!」
程普「殿。これは『きゃっぷ』というものです。殿だけでなくみんなかぶってますよ。ホラ、私も。」
孫堅「それは、アレだ。ホラ、吾輩が命を狙われたときに身代わりになるようにみんなにかぶってもらってるんだよ。」
・・・命を狙うなら背番号15に狙いをつけると思うんですがww
劉備「あんなアホに負けてなるものか。なぁ、関羽、張飛。」
張飛「前回対戦したときはオレ達二軍だったからな。返り討ちにしてやるわ。」
関羽「拙者、スタメンではないのだが…」
そして今日は劉備玄徳、甲子園での縦縞デビュー戦でもあります。しかも今日勝てば最下位脱出。ルーキーに期待が寄せられます。
・・・あれ?ベイスとの最下位攻防戦を制したんじゃなかったっけ?
前回の横浜戦以降1勝3敗と振るわず、最下位に逆戻りしています。
ちなみに広島は6連敗で3位に転落しています。
黄蓋「えっそうなん?知らなかったわ~」
孫堅「ワシも6勝5敗、防御率3.30と成績が落ちてきておる。ここは本気(マジ)で勝ちに行かせてもらう。」
さてこの試合、ゲストに読売ジャイアンツの曹操投手にお越しいただいております。曹操さん、よろしくお願いします。
曹操「うむ。今日は余のチームは試合がなくてな。明日先発予定なんだが、まぁどっちも知った仲なんで来てやったぞ。」
孫堅「余裕だな、曹操。『余のチーム』ときやがったか!玄徳など簡単に蹴散らしてお前との覇権争いを制するのはこの孫堅だ!」
曹操「威勢だけは将軍並だな。どっちが勝とうが2位とは13ゲーム差の大差。勝ち負けには興味はない。よい選手、特にキャッチャーを探しているのだよ。阿部がまたケガしてな。」
関羽「試合前に曹操に温州蜜柑をもらったのはまさかそういうこと?」
それでは大観衆の甲子園球場からプレイボールです。
・・・ようやく試合が始まるのか… また3話構成かな?
劉備「ここが聖地甲子園のマウンドか… あの大観衆の期待に応えるピッチングをせねば…」
・・・黄巾党の期待に応えちゃっていいんですかねw
関羽「今や黄巾党は兄貴の味方だ。曹操が青洲黄巾党をG党に引き入れたように。」
張飛「すぐ寝返るかもしれねぇけどな。」
その劉備の立ち上がり、動画でご覧ください。
曹操さん、いかがでしたか?
曹操「うん。劉備の立ち上がりが悪いというのは定評があるが、今回はそれほど悪くはない。特に緩い球を有効に使えているな。」
韓当「オレのホームランは?」
曹操「あれは単なる出会い頭。本人もそれほど堪えておらんわ。」
劉備「おっおうよ(棒読み)」
孫堅「韓当よ。よくぞ討った。次はあの憎っくい曹操を討つのじゃ。」
程普「打つ、ではなく、討つのですな。」
曹操「ふん。あべこべに文字通り余が討ち取ってくれるわ。」
・・・出た!あべこべ!
そんなわけで1回の表、広島は韓当の2ランホームランにより2点を先制しました。次回、江東の虎・孫堅が虎の檻、甲子園のマウンドに上がります。