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posted on 4.18.2015

【第8話】4番・サード・張飛じゃい!




2013年5月3日、ついに張飛翼徳の一軍デビューです。なんと、4番・サードでの先発出場です。



先発ピッチャーは、阪神・秋山とヤクルト・石川。相手エースを前に、どんな打撃を見せてくれるでしょう。注目の第一打席は1回裏に回ってきました。二死1塁、いきなりの4番の仕事です。







・・・怖いよぉww



ゴールデンウィークで詰めかけたたくさんの子供たち。張飛の恐ろしさに泣いておりますw






第一打席はフォアボール! 石川もさすがにビビっておりますww
そして恐怖の抜けない石川、5番福留にヒットを許し二死満塁。続く6番マートンにタイムリーを浴びます。







張飛「打てる球投げろってんだって2塁ベース上で怒鳴ってたが、マズかったか?」



しかし後続を抑え、最少失点で切り抜けます。3塁へ進んだランナーの張飛を背にして、石川、落ち着きを取り戻したようです。



対して阪神の先発・秋山は立ち上がりから落ち着いたピッチングでヤクルト打線を封じ込めます。



秋山「あの人が味方でホント良かったっす。」



そして三回裏張飛の第二打席。今度は石川、強気に初球から内角をえぐります。が、しかし張飛の睨みで萎縮したのか、2球目のカーブを捉えられます。






センター前ヒット!張飛のプロ初安打です!!




張飛「まぁ、アレだな。ピッチャーにぶつけるつもりで振ったんだけど、緩い球だったからちょっとタイミングがズレたな。」



続く福留の打球はライトオーバー! しかし二死にも関わらず、この打球で1塁ランナーの張飛、ホームに帰れません!







張飛「なんでランナーって馬に乗れねえんだ?」




そしてまたもやマートン! センター前にタイムリー!! 張飛が作ったチャンスをことごとく返します。





マートン「アイ・ライク・チョウヒサン」



五回裏、新井兄のソロホームランで3-0。阪神リードを広げます。
続く張飛、強烈な打球をサード川端がうまくさばきます。







張飛「クソッ。ヘナチョコボールだから打球に勢いが足りなかったな。」





劉備「コラーッ張飛! 相手のピッチャーを悪く言うんじゃない。相手にも敬意を払ってこその天下統一ぞ。」




関羽「劉備の兄貴!来ていたのか。」





劉備「関羽こそ、そこで何をしている?」





関羽「いや、秋山殿とキャッチボールを…」




その秋山、制球に苦しみながらもヤクルト打線を抑えます。
そして更なる援護は7回裏一死2塁で4番張飛。ヤクルトのピッチャーは二番手江村。







張飛「打った瞬間確信したわい!」




張飛のプロ第1号2ランホームラーン!! 名刺代わりの一発が飛び出しました!!



張飛じゃい!




それでは、改めて動画で見てみましょう。素晴らしい一振りです!







・・・関羽の出迎えがないとか、もうwww



そして試合は8回まで無失点の秋山から9回は松田がピンチを作りながらも抑えて、5-0で阪神の勝利です。ヒーローは秋山投手と・・・






・・・ま、猛打賞で先制含む二打席連続タイムリーだしね。ここはマートンでしょう。



しかし、そのマートン以上に甲子園のスタンドからは張飛コールです!








関羽「俺は?」




関羽選手は出場なしでした。八回裏、ピッチャーの秋山に打席が回り完封目前でしたが、代打をコール。が、コールされたのは新井良太。ちなみに2ベースヒット。



・・・良太は特に悪くなかったのに張飛にとって代わられちゃったからね~。チャンスをあげたい気は分からなくはないけど、ね。関羽w





劉備「それよか、この投手陣はいかがなものでしょう。もうそろそろ一軍に呼んでもらってもよいのですが…」






・・・メッセかスタンを外したいところだけどねぇ。外国人は枠で考えるから難しいのかな? 6番手の秋山が一番頑張ってるから、換えるとなると大規模な再編成になるな。



スパイス監督「劉備くん、ちょっと地味なんだよねぇ。スパイスが利いてないっていうか。君からもらったお茶も缶が濡れてたし、しけってたしねぇ。」




関羽「あ、兄貴までそんな賄賂(?)を… しかもそのお茶は母上殿に買ってあげたものでは…」





劉備「だってお母ちゃん、お茶を池に投げちゃうんだもん。チカッポーって。」



・・・チャッポーンwww



果たして劉備のアピールは実るのか、そして阪神の5月攻勢はあるのか!?

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